2021年に東京オリンピック・スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗さん。
高校がどこかが気になりましたので、調べて詳しく記事にしましたのでぜひご覧ください。
高校はどこ??
堀米雄斗さんの高校は
聖進学院 東京校
です。偏差値はありません。
しかし、最終学歴は大智学園高校通信制課程卒となっています。
どういうことでしょうか?
サポート校と通信制の違いをご説明いたします。
サポート校とは学校教育法で【高校】と定められていません。そのためサポート校に通っているだけでは、高校卒業資格を取得することはできません。あくまでも、通信制高校の卒業をサポートするための学びの場です。
しかし、一般的には、サポート校は通信制高校と連携しており、サポート校に入学する際は連携している通信制高校に入学することになるため、高校卒業資格を取得することができます。「サポート校に入学しても高校卒業の資格は取得できない」と誤解されている方も少なくありませんが、通信高校に同時に入学することで高校卒業の資格は取得できます。
また「サポート校と通信制高校の両方に入学すると、合計の学費が2倍になる」と誤解することが多いですが、そんなことはありません。サポート校の学費はサポート内容によって異なりサポート校と通信制高校の合計の学費は私立の通信制高校の学費と変わらないこともあります。
なぜサポート校を選んだのか?
高校はスケボーがメインでできて、学業とも両立でき、短期で海外に行くのにも融通が利く学校が良いなと思っていたときに、調べていたら、通信制の聖進学院が目に留まったそうで、授業が月水金の朝10時から16時までなので、決めたそうです。
高校生活は憂鬱
高校ではやんちゃな男の子が多いクラスに配属されて見た目がヤンキーっぽい男の子ばかり。勉強が嫌いだったせいもあって高校生活自体が楽しくなくて、憂鬱な3年間だったそうです。
学校がない日は朝からずっと滑って、学校がある日はスケボーを抱えて授業を受けて、学校が終わると公園へ。
入学するときに「路上でスケートボードに乗らない」という約束をしていたので、卒業までは路上では乗らないように気をつけ、3年間約束を守ったそうです。
高校の学費について
堀米雄斗のお父さんが入学のときに学費のために借金をしてくれたそうです。その借金は後に退会で獲得した賞金で返すことができたそうです。
画像出典元:通信制高校ナビ
聖進学院の場合は、初年度は572,000円かかります。次年度からは入学金が不要になりますのでもう少し安くはなります。しかし、それに加えて通信制の高校の費用がかかるという決して安くはない費用がかかってきます。
高2、高3もスケボー三昧
高校2年生の夏に、日本で「WILD IN THE PARKS」という大会があり、そこで勝ってアメリカの本大会へ行くことになった。この大会だけのためにアメリカへ行くのはもったいないので、学校を休んで短期のアメリカ留学をすることにしたそうです。
この短期留学でデッキカンパニーと契約できる足がかりにもなり、初めて自分でご飯を作ってアメリカ生活を疑似体験できた時期だったそうです。白菜ともやしとスパムと豆腐をいれた野菜炒めと、ゴーヤチャンプルーを作りまくっていたそうです。
高校2年生の短期留学がきっかけで、高校3年生でデッキカンパニー【Blind Skateboards】と契約することができた。
デッキカンパニーはスケーターにとって大変重要な存在で、ウィール(スケートボードの車輪のこと)やベアリング(ウィールの回転軸に取り付けるパーツのこと)のメーカーと繋いでくれるし、自分のことをプロモートしてくれる存在。
そんなデッキカンパニーのスポンサーがついたことで、アメリカで頼れる存在ができたので、このときには高校を卒業したらアメリカに行くことを決意したそうです。
高校3年生の年はいろいろと転機になった年だったようで
【Nike SB】と契約。アマチュアスケーター数名と、さまざまな場所でクルージングするツアーに連れて行ってもらったり、そこではご飯や宿代などを【NIKE】の人が払ってくれたそうです。
さらに、「TAMPAAM 」という大会で4位に入賞し、高校の最後の頃にはアメリカで活動して、大会で上位に入賞できるようになったそうです。高校でアメリカのデッキカンパニーのスポンサーがついたり、大会で結果を残せたりしたことで、アメリカへ移住する環境が整って、卒業後は予定通りアメリカへ移住することができたそうです。
世間の声
「彼には日本は狭すぎたんだろうね。太平洋を水溜りくらいにしか感じてないもんね」
小学校の卒業文集に綴ったアメリカ行きの夢を高校卒業後に叶え、渡米後に語った自宅購入の夢も3年で叶えた堀米雄斗に(1月24日 Going!) pic.twitter.com/xRt2eOq2tk— よしだただひろ (@yoshidatadahiro) July 25, 2021
堀米雄斗の高校恩師談「アルファベットの小文字を書けと言えば大文字をそのまま小さく書いていたような少年が、気付けば英語を流ちょうに操り、胸を張って表彰台の真ん中に立っている」って話ちょーすこすこ
— 根間タダシ (@NemaTadashi) July 26, 2021
スケートボード堀米雄斗さんの出身高校を「聖進学院高校」と表現しているところが多いが、聖進学院は大智学園高校のサポート校であるフリースクールなので、「高校」という表現は適切ではないと思われる。表現するならば「聖進学院」か「フリースクール聖進学院」だろうか。
金おめでとうございます。— Cielo-H (@Cielo_H_) July 25, 2021
まとめ
堀米雄斗さんの高校は
聖進学院 東京校
です。偏差値はありません。
しかし、最終学歴は大智学園高校通信制課程卒となっています。