けっこう好きな画家がいます。
【エゴン・シーレ(Egon Schiele)】
1890年6月12日~1918年10月31日
オーストリア・ハンガリーにて生誕
オーストリア・ハンガリーにて死没
画像出典元:wikipedia
エゴンシーレです。
画風が好きです。そして28歳という若さで亡くなったというその短い人生はどんなものだったのか?そこに魅了されます。
今回は、エゴンシーレの死因をトピックに、彼の人生に迫りたいと思います。
エゴンシーレの死因はスペイン風邪
エゴンシーレの死因はスペイン風邪です。
1918年に亡くなっています。
スペイン風邪とは
1918年から1920年に全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称。
全世界で5億人が感染。
死者数は1億人を超えていたと推定されている。人類史上最も死者を出したパンデミックの一つだそうです。
スペイン風邪の被害は甚大で、エゴンシーレの妻・エーディトもシーレの子を宿したまま、同じ年に亡くなったそうです。
エゴンシーレの作風
エゴンシーレの作風は、【死】や【性行為】など避けがちなテーマを積極的に作品に取り入れた。
アーティストとしては、人が避けたがる作品を創ること、やったことが無い作品を創ることが、自分の存在意義だと言えるのではないでしょうか。
それがアーティストだと思うのです。当時も多くのアーティストがいたと思うのですが、特に印象的に残っているのは【エゴンシーレ】だと思うのです。作品に宿るエネルギーも相当なものです。
作風には、グスタフ・クリムト、ヤン・トーロップ、エドヴァルド・ムンク、フィンセント・ファン・ゴッホなどの画家から影響を受けている。