最近話題の人物、成田悠輔さん。ひろゆきさんと番組をしたり、論客として番組に出演したりと、メディアへの出演が活発になっています。
そんな成田悠輔さんの出身大学、大学生活、大学をどう見ているか。など大学関係の話題について記事にしましたのでぜひご覧ください。
成田悠輔の出身大学・学部・偏差値
成田悠輔さんの出身大学は東京大学経済学部です。偏差値は67.5です。
東京大学へは一浪して入学しているようです。
高校は麻布高校でかなり高学歴ですが、重度の睡眠障害のため、規則正しい生活ができずに不登校になったそうです。
睡眠障害
睡眠障害とは睡眠に何らかの問題がある状態のこと。不眠症や、過眠症などいくつかに分類される。成田さんの場合は、幼い頃から重度の睡眠障害があったそうです。
規則正しい生活ができず、30時間置き続けるが、その後何十時間寝続けるといった非常に偏った睡眠のとり方をしていたそうです。そのため、小学生の頃は通学路で寝てしまったこともあると語っておられました。
今でも、その睡眠障害は治っていないそうです。
成田さんは、もともと頭がいいので、テストはできますが、この睡眠障害のせいで出席日数が足りず、卒業の危機に陥りました。
「プリント1枚提出すると、出席10回」に換算してくれるという特別待遇のおかげで卒業できたそうです。(先生も、睡眠障害について理解があってんでしょうね。)
高校卒業と同時に東京大学入学!というわけではありませんでした。1年ほどバックパッカーのような生活をしていた成田悠輔さん。
母親に「大学は卒業して」と言われ、東京大学経済学部に進学したそうです。
お母さんの一言が無ければ、成田悠輔さんの大学進学は無かったんですね。お母さんとしては、勉強ができるのに大学に行かないのは、もったいないと思ったんじゃないかと思いますね。
大学は首席で卒業したのか?
成田悠輔さんは東京大学を首席で卒業されたそうでうが、その辺りについて元2ちゃんねるの創設者であるひろゆきさんが成田さんに質問をしています。
大学に入学すれば、テキトーに卒業できるのに、なんでがんばって『首席卒業』になるまで頑張ったんですか?
成田悠輔さんはこう答えています。
頑張らなくても、研究が好きで、小学生が工作しているような感覚。
勉強というより新しいものを自分で作る。新しい事実を見つけるのが楽しくて、その他の単位をとるとかいうのは他の副産物的なものはついてくるもので、そんなに頑張らなくてもできてしまった。
すご。
卒論の内容は
人が感じる「罪悪感」の数学的モデル化と実験的検証を行った卒論は、東京大学経済学部の最優秀卒業論文に数年に一度授与される「大内兵衛賞」を受賞した。
東京大学卒業後はマサチューセッツ工科大学へ
2011年に東京大学大学院経済学科修士課程を修了されています。その後成田さんはアメリカのマサチューセッツ工科大学へ進学されています。
アメリカの大学入学を希望した理由は「生まれてこのかた東京を出たことがなく、日本語で日本人とばかり話していることに飽きた」のと、東京大学をはじめとする日本の大学は「研究者をアスリートのように育成する機能が弱い」と感じたからだそうです。
「日本にいると興味の範囲が広がりすぎるためデパ地下でのつまみ食いを続けて、趣味人的になっていきそうだったので、一度リセットして研究に集中したかったのもありました。
アスリートは毎日の食事も科学的にコントロールし体をデザインしていきますが、アメリカのトップ大学における研究者育成は同じような発想で行われています。
個人の資質や興味の範囲にとどまっていたのでは出会わないようなタイプの新しい問題や技術にチャレンジさせ、強制的にスキルを身につけさせる。そういう環境に身を置きたいと思ったのです。」
マサチューセッツ工科大学を選んだ理由は2つです。成田さんは社会や経済を、計算機やソフトウエアと同じように『設計する対象』とみなしてデザインするのが専門ですが、マサチューセッツ工科大学はそのベースとなっている経済学とコンピュータサイエンスの両分野で世界一のレベルになっている。
画像出典元:留学プレス
教員も社会科学と情報科学とを行ったり来たりしていて成田さんとと同じ経済学の博士号の学生でも、コンピュータサイエンスの博士号を持っているという人もいた。
「2つ目の理由は、他の名門大学と違ってお高くとまった雰囲気がなかったからです。建物も同じボストンにあるハーバード大学のようにれんが造りの厳かなものではなく、マサチューセッツ工科大学はコンクリートの雑居ビルの集合体です。学生もよれよれのTシャツを着て一人でポテチをたべているような印象があって、そこにも魅かれました。」
まとめ
成田悠輔さんは東京大学経済学部を卒業している。
卒論が、「大内兵衛賞」を受賞している。
成田悠輔さんは、マサチューセッツ工科大学に入学している。