ピカソの絵の値段が高すぎた!高額絵画を連発している理由はマーケティング

有名な画家ピカソは今までに沢山の作品を描き油絵、版画、彫刻などを合わせると約15万点もあるそうです。

そんなピカソの作品は高額絵画を連発していて、値段が高すぎとも言われています。

良い作品でも値段が高すぎると一般人は手が出せなく購入できないでしょう。

なぜ高額絵画を連発しているのか理由を調査していきたいと思います。

 

 

ピカソのプロフィール

・本名 パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンディシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ

生年月日 1881年10月25日

・没年月日 1973年4月8日(91歳)

・生誕地 スペイン マガラ

・実績 絵画 彫刻 版画 陶芸 舞台美術

 

本名は聖人や縁者の名前を並べたもので、画家を始めた時からパブロ、ルイス、ピカソになっています。

というか、本名が長すぎることが気になります。あと、けっこう長生き

世界の絵画高額ランキング

トップ15

 

1位レオナルド・ダ・ビンチ 「サルバートル・ムンディ」約495億円

 

2位デ・クーニング「インターチェンジ」約334億円

 

3位セザンヌ「カート遊びをする人々」約301億円

 

4位ゴーギャンの「ナフェア・ファア・イポイポ」約234億

 

5位ポロック「ナンバー17A」約223億円

 

6位レンブラント「マールテン・ソールマンスとオーペン・コーピットの肖像」約201億円

 

7位ピカソ「アルジェの女たち」約200億円

 

8位モディリアーニ「横たわる裸婦」約190億円

 

9位リキテンスタイン「マスターピース」約181億円5000万円

 

10位ジャクソン・ポロック「No.5,1948」約181億円

 

11位ウィレム・デ・クーニング「ウーマンIII」約178億円

 

12位ピカソ「夢」177億5000万円

 

13位クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」約174億5000万円

 

14位クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像II」約165億円

 

15位フランシス・ベーコン「ルシアン・フロイドの3つの習作」約163憶2000万円

 

この高額ランキング見てもピカソの絵は7位と12位に入っています。

他のピカソの作品を見ても

「パイプを持つ少年」約143憶円。

画像出典元:musey

 

「ヌード、観葉植物と胸像」約128憶円。

画像出典元:musey

 

「花かごを持つ少女」約125憶円。

画像出典元:Bloomberg

 

 

「ドラ・マールと猫」123憶円

画像出典元:musey

 

いずれも100憶円以上の高額の絵画を連発しているのが分かります。

 

ピカソの絵はなぜ高いのか?

ピカソの絵はなぜ高額になっているかについて調べた所、需要と供給のバランスで価格が決まるようになっています。

有名な画家の「レオナルド・ダ・ビンチ」や「デ・クーニング」などがいますが、ピカソはこの人達よりも人気で高額な絵画を連発しています。

やはり人気の作品になりますとすぐに売れてなくなり、欲しい人がいるほど価値や価格が上がるでしょう。

ピカソの作品は美術館に展示されているのが多く、市場に出回るのはレアなのもありほしい人が多くいます。

作品よりも欲しい人の数が多ければ需要があり高額な値段になっているとのことです。

 

 

ピカソはマーケティングが上手い?

ピカソの作品が高額なのはマーケティングが上手かったのもあり、自分の作品のどれだけの価値が付けられるのかも本人の力でもあるでしょう。

小さい時から絵が上手かったピカソですが、絵が上手い人は他にも沢山いますので同じ事をやっていては絶対に絵は売れないと思います。

ピカソは誰にもマネできない独特な絵を描く事を考え、人に新しい価値観を持ってもらう事で奇抜で斬新な絵が完成します。

この絵を例えば人通りの少ない道で販売しても誰も振り向いてくれないでしょう。

人通りの多い所や美術が好きな人が集まる所で販売したら作品は売れて価値が上がり有名になっていくでしょう。

このような感じでピカソはマーケティングが上手く、同じ画家のゴッホとはかなりの差がありました。

画像出典元:美術手帖

ピカソは生涯約7000憶円の資産を残しましたが、ゴッホも「ひまわり」という作品が、58億円の価格になっています。

しかしそれはゴッホ(38歳)が亡くなって100年後の日本での出来事で、ゴッホが生きていた当時の絵の価値は低い価格も低くいものでした。

有名な画家でもみんなと同じように絵を描いて販売していては全く売れない時代で、ピカソは生きているうちにかなりの絵に価値が上げ資産を増やしていっています。

こういった所でマーケティング力が出て生涯資産にも差がったのでしょう。

 

まとめ

ピカソの絵はなぜ高額なのかについて解説していきました。

同じ絵を売るにもどういった方法で売るかでかなりの差がついてくる事が分かりましたね。

今も100年前も物には価値が求められる世界でそうしたら売れるのかも頭を使わないとダメな時代でした。

みんなと同じでは競争に負けて埋もれるなら自分独自の考えを持って行動するのがピカソと一緒で成功する秘訣かもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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