お笑い怪獣、しゃべりの天才など数々の異名を持つレジェンド、明石家さんまさん。学生時代からその才能に周りの人たちは驚いていたようです。
今回はそんなさんまさんの若いころについてみていきたいと思います。
明石家さんまプロフィール
画像出典元:お笑いナタリー
- 本名:杉本高文(すぎもとたかふみ)
- 生年月日:1955年7月1日
- 出身地:奈良県奈良市(和歌山県東牟婁郡串本町で生まれ3歳から奈良へ引っ越す)
- 血液型:B型
- 学歴:奈良県立奈良商業高等学校
(現在の奈良県立奈良朱雀高等学校)
1982年に花王名人大賞新人賞、日本放送演芸大賞ホープ賞を受賞
その後も数々の賞を演芸賞を受賞し、1999年には日本で最も露出の多い芸能人としてギネス世界記録
明石家さんまは若い頃、落語家としてデビューしていた
明石家さんまさんは、当時高校3年生だった1974年2月に二代目笑福亭松之助さんに弟子入りしています。
画像出典元:sankei news
入門したきっかけは花月劇場で行われた松之助さんの新作落語を見たことでした。
松之助さんにどうして自分を師匠に選んだのかと聞かれたさんまさんは、「センスがよろしいから」と答えます。
松之助さんはその日のうちに仕事先のラジオ局に連れて行きました。
落語家としての評価は?
高校生時代から、授業中にもかかわらず、教室内でクラスメイトたちの前で桂三枝の落語のコピーをしていたさんまさん。
教師もその上手さに授業をたびたび中断して黙認していたようです。
それほど才能があったさんまさんですが、松之助さんに弟子入り後半年もしないうちに内弟子修行をサボって当時付き合っていた彼女と一緒に東京へ駆け落ちしました。
才能があるがゆえに「東京で活躍してやろう!」という意気込みで上京しましたが失敗。
借りていた本を返す口実で師匠・松之助さんのところへ戻って行きました。
それでも松之助さんは器の大きい方だったようで、逃げ出したさんまさんに一切怒ることなく接してくれました。
ただやはり、内弟子修行をほおりだした者を、そのまま何ごともなかったかのように弟子として復帰させることは、他に対して示しがつかないということもあったのでしょう。
正式に弟子として再度迎え入れることは無かったのです。
しかし松之助さんの寛大な心で今後のさんまさんの活動がしやすいようにと上方落語会や吉本興業へ「さんまが帰ってくるからよろしく」と根回ししてくれていたとのこと!
そのときに松之助さんは「笑福亭のままでは活動しにくいだろう」ということで屋号を「明石家」に変えるように推薦してくれました。
松之助師匠、器が大きすぎです。
明石家さんまは若い頃イケメンだった!
中年以降もスマートでスタイルのいいさんまさん。
画像出典元:NEWSポストセブン
若いころ(今も?!)は顔もイケメンだったのです。
今でこそお笑い芸人にもイケメンが多いですが、当時の若手としてはダントツのカッコよさでした。
ドラマにも出演していた
明石家さんまさんは多数のドラマ出演をされています。
とくに人気なのが1986年に放送された連続ドラマ「男女7人夏物語」です。
画像出典元:TBSチャンネル
この作品はこの後に流行するトレンディードラマの先駆けとも呼ばれる作品でした。
若い男性3人と女性4人が恋や友情、夢に悩む姿を描いています。
このドラマで共演した大竹しのぶさんと結婚(のちに離婚)されました。
ドラマの作中でもさんまさんとしのぶさんの掛け合いがとても面白くて、最高視聴率31%超えの大ヒットとなりました。
世間の声
明石家さんまさんへの世間の声を調べてみました。
すると意外にも「嫌い」という人が多くいました。
2019年に「日経エンタテインメント!」が全国の男女1000人を対象に調査を行ったところ、なんと一番嫌いなお笑い芸人部門で1位だったのです。
(ちなみに2位はとんねるずの石橋貴明さんでした。)
嫌いな芸人、明石家さんま初のトップ 石橋貴明は2位 好きな芸人 嫌いな芸人 2019
引用元:日本経済新聞
さんまさんを嫌いな層としては25~34歳男性が多く、理由は「ネタがつまらない」がトップに。
芸人としてこれ以上ないくらいつらい理由ですね。
ほかにも、
「なんでも自分の話にしてしまい、司会として機能していない」
「価値観の押しつけは目に余る」
などの意見がありました。
さんまさんも2位のとんねるず・石橋貴明さんも本人の芸風はさほど昔と変わっていないようなので、時代がこのような芸風を受け入れられなくなったのかもしれませんね。
まとめ
- 明石家さんまは若いころ落語家・笑福亭松之助に弟子入りしたが、半年もしないうちに脱走していた。
- 弟子修行から逃げ出したのにもかかわらず、師匠・松之助の広い心と、さんまの憎めない人柄で芸能界追放は免れた。
- 若いころはイケメンでトレンディードラマの先駆けとなった「男女七人夏物語」に出演、その他のドラマにも多数出演していた。
- 好きなお笑い芸人でもあるが嫌いなお笑い芸人部門でもランクインするなど、時代の流れや視聴者の好みによって好き嫌いが分かれるお笑いスタイルである。
好き嫌いや時代の流れはあるにしても、これだけ長年第一線で活躍されているということは、入れ替わりの激しい使い捨ての芸能界においては素晴らしいことですね。
嫌い部門でランキングされることも、注目されてなんぼの芸能界ですのでそれほどマイナスではないのかもしれません!
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