日本将棋界の至宝、藤井聡太さん。
実力は折り紙つきですが、
年収が気になりましたので調べてみました。
藤井聡太プロフィール
生年月日 2002年7月19日(20歳)
出身地 愛知県瀬戸市
プロ入り年月日 2016年10月1日(14歳)
段位 九段
画像出典元:ABEMA
年収は1億円越え
藤井聡太さんの年収は1億円を超えているといわれています。
彼は中学生にして29連勝という記録を樹立し、2022年2月に史上最年少の19歳6ヶ月で竜王・王位・叡王・王将・棋聖の五冠を達成しました。
順位戦の基本給
順位戦とはその通り棋士の順位を決めるための棋戦で、優勝すると名人戦への挑戦権を獲得できる日本将棋連盟の最高峰を争うタイトルです。
成績上位2名が1ランク上の階級へ昇格し、下位2名が降格という残念な結果になってしまいます。
サッカーに例えるとJ1昇格、J2降格といった感じでしょう。
しかしサッカーのJリーグとは違い、将棋は5階級で構成されています。
報酬は各階級ごとに異なってきます。
各階級別の年収は以下のとおりです。
A級(最上位):推定800万円
B級1組:推定600万円
B級2組:推定420万円
C級1組:推定300万円
藤井聡太さんは現在1番上の階級のA級というクラスにいます。
ということは、基本給は約800万円です。
日本の会社員の平均年収が461万程度なので余裕で超えていますね。
ただ藤井聡太さんのようにタイトルを獲得したり、人気が出てテレビに出演するとさらに収入が上がっていきます。
藤井聡太さんの2022年時点での年収は順位戦の基本給、対局料、CM合わせて推定2億3300万円とのことです。
対局料
プロ棋士にとって一番収入がもらえるのは対局料といわれています。
そしてタイトル戦となるともっと対局料は上がります。
プロ棋士はタイトルを手にするために日々頑張っています。
対局料は以下のとおりです。
「王位」=約500万円+勝者賞金約700万円
「棋聖」=約700万円〜800万円
「叡王」=約700万円
「王将」=約200万円+勝者賞金約500万円
合計で3400万円程度ということになります。
その他、一般企業などが扶助している「一般棋戦」と呼ばれる大会があります。
画像出典元:デイリー
タイトル戦以外にもAbemaトーナメント、朝日杯などがあリます。
藤井聡太さんは朝日杯で優勝し、750万円を獲得しています。
2021年に現在の一番上の階級である九段昇段となり、2022年は基本給+対局料で約7000万円にのぼります。
一流企業の社長に匹敵する報酬です。
しかし、タイトルを手にすることはそうそう簡単なことではなくもっと収入上げていいのではと思う人もいるようです。
藤井聡太さんは史上最年少で竜王を獲得しています。
竜王は将棋界で最高峰のタイトルと呼ばれていて優勝賞金は推定4400万円程度です。
ちなみに2021年の年収は竜王タイトル4400万+対局料7000万円で1億円越えという計算になりますが、竜王戦の獲得賞金がプラスされるのは2022年に行われる就任式の日となります。
なので2021年には反映されていないのです。
それにしても10代で年収1億円越えって、アスリートでもあまりいないのではないでしょうか。
スポンサー契約その他
スポンサー契約によるとCM料は5000万円といわれています。
2021年、藤井聡太さんは「サントリー」と「不二家」2社とスポンサー契約を結んでいます。
画像出典元:PRTIMES
ネット上では1社5000万円と予想している方もいますが、そうすると2社合計で1億円ということになります。
それだけ人気があり、影響力があるということでしょう。
世間にだいぶ認知されている藤井聡太さんであれば、可能性としてなくはないですね。
他にも将棋教室やイベントなどの指導対局料もあります。
プロ棋士は全国各地のさまざまなイベントに参加し、子供教室での指導対局や将棋のアマチュア大会でも収入を得ています。
また何冊も本を出版したり、switchのゲームソフトにも出ており、これも印税収入に加わります。
なお、『第34期竜王戦七番勝負(フォトドキュメント)はベストセラーを記録しています。
合計で1億8000万円ほどになると思われます。
お金の使い道
藤井聡太さんは全く物欲がないそうです。
先程もお伝えしたとおり、彼の年収は1億円を超えているといわれており、使い道を聞かれると「いや、それは全く考えていなかった。ゆっくり考えたい」と話しています。
師匠である杉本昌隆からみてもお金に対する羞恥心がなく、「収入も年々増えていったでしょうが、税金も上がっているので『しっかり貯金しておくように』と助言したい」と言っていました。
画像出典元:Press
ちゃんと金銭感覚を持って、日々過ごしているんだろうなと思いました。
今年2月にオンエアされた「バイキング」で藤井聡太さんが最近変わったこととして、物をもらうときに深々とおじぎをするようになったと、大人になるにつれてさらに謙虚になってきたと話しています。
さらに新幹線の席に座るときこだわりはないようで、グリーン車に乗ったことがないと語っていました。
テレビを見ていた視聴者は「いつも自由席なのには驚いた」「若いのにしっかりと金銭感覚を持っててえらい」「謙虚がすごく表れててすばらしい」など称賛の声が上がっていました。
以上、藤井聡太さんの年収について記載しました。
稼いでいても、謙虚で倹約な藤井聡太さん、本当にすごいですよね。