1990年代、伝説のバンドであったNirvana（ニルバーナ）
そのフロントマン、カートコバーン。彼は27歳でこの世を去りました。
なぜ、彼は27歳で亡くなったのか？
その真相に迫ります。
カートコバーンの死因はショットガン自殺？
ニルバーナのカートコバーンが27歳で死亡した。原因はショットガン自殺だと言われていますが、他殺などの説も浮上しています。
カートコバーンはコートニーラブに殺されたという説もあるようです。
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これは私立探偵トムグラントの証言により明らかになっています。
トムグラントによると子守アシスタントであるマイケルデヴィットと妻のコートニーラブがカートを暗殺したという説です。
コートニーがカートを殺害した目的は金銭的な問題だと指摘されています。
当時コートニーはカートと離婚仲裁中であり、もしカートと離婚することになれば何億ドルもの資産が失われてしまいます。
1994年の死から既に20年以上が経過しており、自殺現場からは直筆で書かれた遺書が見つかり、そこには
「コートニー、フランシスを頼む。フランシスは俺がいないほうがより幸せな人生を送ることができる。愛しているよ。」と記されていたのです。
しかし2015年には遺書の字体が変わっており、誰かが彼の筆跡になるべく似せて書いた可能性もあると指摘しています。
カートコバーンの生涯
カートコバーンは1967年にアメリカのワシントンで生まれました。
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自動車整備工の父とウエイトレスの母との間に生まれたカートコバーンは、絵描くのとギターが好きな子どもでした。
しかし、彼の幼少期は毎日が苦しい生活の連続でした。
両親が離婚したのはカートコバーンが8歳の頃で、のちにADHDを発症してしまいます。
ADHDは、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」とも呼ばれ、不注意（集中力がない）、多動性（じっとしていられない）、衝動性（思いつくと行動してしまう）といった症状が見られる障害です。
引用元:りたりこ
母によると当時離婚する夫婦は非常に珍しかったらしく、カートは心に深い傷を負っていました。
当初カートは母親が親権を握っていたが、全然言うことを聞いてくれず世話を焼いた母は、父のところへ引き取らせます。
だが父の家でもかなりやんちゃしており、義理の母や妹に暴力を振るい義理の母はカートを追い出します。
その後カートは祖父母の家、親戚の家を転々とするようになります。
そんな悲惨な少年時代を過ごしたカートは、自分に価値がないと感じていたようです。
ハイスクール在学中にパンクバンドであるメルヴィンズに出会い、ギターに目覚めます。
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辛い経験や悲しい経験を乗り越えてきたカートが、音楽で大成功を収めたことは結果的に良かったなと思います。
なぜ伝説になった？
カートは1983年にベーシストのノヴォゼリックと出会い、バンドを結成し、1987年、バンド名をニルヴァーナと名付けました。
ニルバーナとは、涅槃。繰り返す再生の輪廻から解放された状態のこと。全てのインドの宗教は、涅槃は完全な静寂、自由、最高の幸福の状態であるだけでなく、誕生、生、死の繰り返しである輪廻からの解放と終了を指す。
ここからはニルヴァーナがリリースしたアルバムと大ヒット曲を見ていきましょう。
①１stアルバム「BLEACH（ブリーチ）」
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1989年、インディペンデント・レコード・レーベルSUB POPよりリリース。
デビューシングルShocking Blueのカバー、「Love Buzz」を収録。
曲調は全体的にクールで、そこにカートが弾く激しいギターとシャウトが組み合わさったときの爽快感はハンパないです。
「Love Buzz」のカバーはイギリスの音楽業界から絶賛されており、ニルヴァーナの楽曲の象徴的とも言えるでしょう。
② 2 ndアルバム 「Nevermind」
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1991年、メジャーレーベルのGeffen Recordsからリリース。
誰もが知ってるニルヴァーナの代表アルバムで、全米チャート6位、そして売上は3000万枚を超え大ヒットしました。
これだけ大ヒットを記録したのにも関わらず、カートコバーンはこの楽曲に納得していませんでした。
アルバムの1曲目に収録されている「Smells Like Teen Spirit」。
シンプルで一度聴くとハマってしまう曲調で多くのギターキッズの虜になりました。
カートの歌詞は抽象的で遠回しな表現が多いのですが、この曲はほぼ冗談交じりで作られています。
③ 3rd アルバム「In Utero」
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前作の記録的な売上を受け、原点回帰として1993年リリースのアルバム。
このアルバムはリリースからわずか1週間で18万枚を記録し、これまでの売上は1500万枚にものぼります。
しかしリリースからしばらくしてカートが命を絶ってしまい、これがラストアルバムとなってしまいました。
このアルバムに収録されている「Heart-Shaped Box」。
曲全体の印象はクールでカートが叫ぶところがあり、見所満載の曲となっております。
妻と子供の現在は？
カートコバーンの奥さんであるコートニーラブは1964年生まれの現在は58歳です。
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コートニーラブさんは現在女優やミュージシャンとして活躍されています。
コートニーラブさんは1996年に映画「ラリー・フリント」で、
主演女優賞にノミネートされ、女優として成長していきました。
またホール解散後にソロ活動も開始し、2004年にアルバムを発売します。
一方で娘はフランシス・ビーン・コバーンという方で1992年生まれの現在は30歳。
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現在はモデルやアーティストとして活動されており、歌手デビューはしていないようです。
フランシスはニューヨークにあるバード大学でアートを学び、展示会も開催されているとのこと。
最近では『ル・ポールのドラァグ・レース』でゲスト審査員を務めるなど、多岐にわたって活躍されています。
また2021年からは同い年の恋人もでき、幸せな人生を送っているようです。
以上、カートコバーンの死因や人生について記載しました。これからもカートの伝説は残り続けるでしょう。
